対面販売において相手の心を開くには、警戒心を解き、いかにリラックスさせてコミュニケーションが取れるかにかかっています。
そこで販売員は接客する際、いくつか注意が必要です。
その一つに「立ち位置」があります。
たとえば、一般的に接客する際は、お客様に向かって正面を向き、相手の目を見ることが正しいとされています。
ただ、「目は口程に物を言う」ということわざがあるように、人は目に心の動きが出てしまうため、接客中ずっとこういう風にされると、相手はなかなかリラックスできません。
そのため、接客中はできるだけ斜めに位置する（ハの字型にする）ことを心掛けるようにしてください。
こうすると、はじめてのお店・初対面の相手でもお客様は比較的楽に接客を受けることができ、その分説明も頭に入りやすくなります。
また、販売員もお客様の目の動きをある程度確認できるので、会話もズレることなく接客を進めていくことが可能となります。
お客様は売場では「いい買い物がしたい」と思うのと同時に、「無駄な買い物をしたくない」「売り込まれたくない」といった警戒心も持っておられます。
まずはこの警戒心を取り払いリラックスさせること。
それが快適な販売につながっていきます。
些細なことですが、こういった小さな積み上げが大きな成果を生むので、是非立ち位置ひとつにも気を配って日々の接客に取り組んでみてください。
一緒に販売を楽しみましょう！
では。
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